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いろいろな皮膚病

夏に多い子供の皮膚病

伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん「とびひ」)

この病気は、黄色ブドウ球菌化膿性連鎖球菌が皮膚に感染して起こる病気です。
これらの細菌の感染によって皮膚に水疱(水ぶくれ)、膿疱(膿を含んだ水ぶくれ)ができ、それらが破れてびらん(皮膚がすりむけた状態)になります。細菌の感染が皮膚の別の部位にもうつり、病気の範囲が広がっていきます。
治療としては、抗生物質の内服、外用剤などで治します。また最近、この疾患では抗生物質の効きにくいMRSAという細菌が原因になっていることも多いです。


伝染性軟属腫(でんせんせいなんぞくしゅ「水イボ」)

ポックスウイルスという伝染性軟属腫ウイルスが皮膚に感染し、皮膚に水疱(水ぶくれ)をつくる病気です。この水ぶくれの中にウイルスがおり、子供が引っかいたりして、水ぶくれを破ったりすると、ウイルスが皮膚の他のところにもくっつき、またそこに水ぶくれをつくります。残念ながらこのウイルスに効くお薬はありません。そのために、体にできた水ぶくれをピンセットで取ってしまうしか治療の方法はありません。プールなどでうつることもありますので治るまでプールはお休みしたほうが良いです。


汗疹(かんしん「あせも」)

汗がでる腺(エクリン汗腺)からの汗が皮膚の表面へ流れるときにその流れが妨げられた結果起こる疾患です。汗の腺が閉塞される部位の深さによって3種類に分類されます。症状は小さな水疱(みずぶくれ)や赤い色の小さなぶつぶつができます。治療は、涼しい環境にしてあまり汗をかかなくてもよいようにしたり、シャワー等で汗を流すようにします。痒みがみられることもありますので、そのような場合には、痒み止めの外用剤や内服薬を使用することもあります。また、あせもが生じたところに細菌の感染が起こり、赤く腫れ、黄色の膿をもったぶつぶつができることもあります。このような場合には、抗生物質の内服等の治療が必要になってきます。


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